大阪府の避難者数が統計から漏れていた件。統計の修正版が出ています(2017年6月)

先月、大阪府の避難者数が統計から漏れていた件が報道されました。東日本大震災で親族宅や知人宅などに避難している人数の調査を、大阪府が2013年10月から行っていなかったことが判明しています。

避難先の自治体が実態を把握していないことは、避難している人に情報や支援が行きわたらないおそれがあり、発災から6年が経過した今日では深刻な問題になっています。(この件については2月に支援団体(避難者の方による団体)がツイートされているので、ツイートを記事の最後に掲載しておきます。)

今回の統計漏れをを受けて、復興庁が大阪府に避難者数の照会を徹底するよう要請したほか、復興庁と福島県が6月中に統計の修正版を発表しました。この記事の中盤に収録しています。

※当サイトに掲載した避難統計の修正は、追って各記事に反映させる予定です。ご了承ください。(管理人)


▼報道
大阪府、震災避難者の調査怠る 集計漏れ数百人~千人か(朝日新聞デジタル2017年6月11日00時15分)
大量の集計漏れ 数百人規模、大阪府が確認怠る(毎日新聞2017年6月10日 15時05分)
避難者数「照会徹底を」 大阪府集計漏れ 復興庁が要請(毎日新聞2017年6月14日 大阪夕刊)


▼吉野復興大臣記者会見録[平成29年6月20日]
BtoBプラットフォーム 業界チャネルより、引用

(問)さっきの大阪府の避難者の集計漏れというか、七百何人が88人になっていたというのは漏れという表現でいいのかどうかあれですけれども、確かに大阪府の方では、担当者の引継ぎが悪かったと。1年以上前からそういう状態になっていたというふうな説明を私も取材で受けていたんですけれども、復興庁の方も大阪府の避難者数が京都とか兵庫に比べてかなり減っている状況がこの1年間ずっと続いていて、復興庁の方でも把握できたと思うんですね。
つまり、大阪府だけの責任、大阪府が恐らくその責任としてはあるんでしょうけれども、復興庁の方にも責任があると思うんですけれども、そこら辺で大臣はどういうふうに思われていますでしょうか。



▼復興庁2017/6/19
※4月28日公表分について6月19日に一部差し替えあり
避難者数[平成29年6月19日]

※5月30日公表分について6月19日に一部差し替えあり
避難者数[平成29年6月19日]


▼福島県2017/6/20
県外への避難状況 [PDFファイル/112KB](29.6.20更新)
県外への避難状況の推移 [PDFファイル/202KB](29.6.20更新)

平成29年6月20日
避難地域復興局避難者支援課


福島県から県外への避難者数について


 本年5月31日に、福島県から県外への避難者数を公表していますが、復興庁から避難者数につきまして、訂正報告がありました。

 このことにより、福島県から県外への避難者数も修正しましたので、公表します。

※修正箇所について

  県外への避難状況:大阪府の避難者数

           全体の合計

  県外への避難状況の推移:平成29年4月以降の大阪府の避難者数

              平成29年4月以降の全体の合計

平成29年4月分以降の避難者数修正のお知らせ [Wordファイル/14KB]より引用
※Wordがなくても読めるHTML版はこちら


▼全国避難者情報システムに転居先住所の登録を 支援情報が届かぬ恐れ




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